平素よりお世話になっております。「Japan Content Showcase2018」(JCS)が、今月10月22日(月)より始まります。映像・音楽・アニメの国際見本市としてアジアを代表するコンテンツマーケットJCSは、日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭である”東京国際映画祭(TIFF)”併設マーケットで今年15年目の節目を迎える”TIFFCOM” 、音楽の国際マーケット”東京国際ミュージックマーケット(TIMM)” 、アニメーション関連である”東京国際アニメ祭(TIAF)”の合同マーケットで、今年で7年目を迎えます。
昨年も出展・バイヤー数、商談件数、成約金額、全ての数字において過去最高記録を更新しました。
(2017年の動向:出展数371団体・27の国と地域/バイヤー数1,549名・48の国と地域/商談件数7,798件/成約金額:$60,050,000)
そして今年2018年においても、過去最高の出展団体数385(29の国と地域)を更新することができました。特に海外からの出展団体数が昨年以上に伸び、昨年比110.4%(180団体数)となっております。JCSがアジアを代表するコンテンツマーケットに成長したことにより、海外からの関心の高さがますます高まった結果となりました。海外出展者ランキングは今年1位韓国、2位台湾、3位は中国とカンボジア(昨年1位韓国、2位台湾、3位カンボジア)になっており、中国が去年より伸びて3位にランクしています。
そして出展に続き、バイヤーも順調に登録が伸びており、現在まだ登録締切前ですが、全バイヤーに対しての海外バイヤーの割合が昨年は66.1%だったのに対し、今年は海外バイヤーの割合が71.2%と昨年以上に海外バイヤーの占める割合が高くなっております。バイヤーの国と地域別ランキングは現在1位韓国、2位中国、3位台湾となっております。特に中国のIPやBook adaptationに関連するキャラクター・原作のコンテンツを扱っているバイヤーが今年11.5%と去年より増加しております。そしてキルギス共和国がバイヤー初登録国となります。
※データは全て2018年10月2日時点
日本のクリエイターたちを紹介する本年度の新たな企画
「ジャパン・ナウ プレゼンテーションin TIFFCOM」
昨年に引き続き、IP(知的財産)、Book Adaptation(書籍の映像化権)にフォーカスした企画と、今年新たに経済産業省の平成30年度「クリエイターを中心としたグローバルコンテンツエコシステム創出事業費補助金」事業と連動して、日本のクリエイターが海外に進出するための「ジャパン・ナウ プレゼンテーション in TIFFCOM」を実施します。日本のすぐれた映像コンテンツ及びその製作者・クリエイター(監督、俳優、プロデューサー、原作者など)のすぐれた才能を来場者(おもに海外バイヤーやプロデューサー)にアピールする場を作り、日本の映像コンテンツビジネスの海外進出の足掛かりとなる機会を提供することを目的としています。現在JCS公式サイトでは参加クリエイター紹介も行っております。開催中はクリエイターたちの予告やフッテージなどのプロモーション映像の上映や会場で配布するガイドブックでの紹介も行います。また23 日(火)のレセプションパーティでは日本を代表するクリエイターの下記の方々をゲストにお招きし、海外バイヤーやプロデューサーとのビジネスマッチングの機会を提供する予定です。
「カメラを止めるな!」:上田慎一郎(監督)・市橋浩治(プロデューサー)
「菊とギロチン」:瀬々敬久(監督)・坂口一直(プロデューサー)
「パンク侍、斬られて候」:石井岳龍(監督)・伊藤和宏(プロデューサー)
「モリのいる場所」:沖田修一(監督)・吉田憲一(プロデューサー)
2020年には東京オリンピック・パラリンピック開催も受け、日本カルチャーがさらに注目されている中、日本カルチャーを世界により発信できる場を作ってまいります。
またバイヤー・プレス登録の最終ご案内が10月9日(火)までとなっております。ぜひこの機会にご登録くださいませ。
<お問い合わせ先> Japan Content Showcase事務局 TIFFCOM広報担当:戸塚 泉 携帯:090-7419-8831 【E-mail】press@tiffcom.jp 【TEL】 03-6226-3020 【FAX】 03-6226-3024 JCS 公式サイト: http://www.jcs.tokyo/ja/
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